
【症例報告】肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)
① 来院された方の情報
年齢:50代
性別:女性
職業:自営業
主訴:左肩が何もしなくても痛い
発症時期:1ヶ月以上前から
来院のきっかけ:ホームページ
② 来院時の状態(問診・検査)
痛みの出る動き:何もしなくても痛い。動作時痛は主に肩の挙上・外転動作で顕著。
姿勢・バランス:猫背が強く、体を起こせない状態。内方肩。
可動域(ROM):肩の挙上・外転・水平伸展・結髪、結帯動作が痛みにより困難。
触診での所見:痛む部位に軽く触れるだけで痛みが増強する状態のため、炎症症状が強く起きている可能性が高い。
③ 当院での施術内容
痛みの強い部位以外の筋肉へ指圧によるアプローチ
→痛む部位に直接アプローチすることにより炎症症状が強くなる可能性が高かったため、初回は肩関節への負担が減るように上半身全体の筋肉を調整
電気療法・温熱療法
→電気による除痛、温熱による循環の改善。
ご自宅でのセルフケア指導
→痛みの強いうちは無理に動かさないこと。胸を開くように姿勢を意識して、肩が内側に巻かないように指導。
④ 施術後の変化
痛みの変化:安静時痛の軽減、動作時痛の軽減
動きの変化:外転動作が10度ほど変化
姿勢/バランスの変化:体が起こせるようになったことで、肩が開けるようになった
患者様の言葉:「痛いところを触っていないと痛みが気になってしょうがなかったのに、今は触っていなくても痛くない」
⑤ 今後の施術計画
痛みが強いうちは週2回ペースで施術し、動作時痛が軽減して、安定したタイミングで週1回の施術に切り替え。その後は肩の内巻きに対しての施術を積極的に行い、姿勢の維持ができるようにしていく。
肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)は、炎症期→拘縮期→回復期と分かれていて、炎症期がどれくらいの期間で落ち着くかは人によって全く違うため、焦らずに施術を継続するのが1番。痛みが強いうちは無理をして動かさないように指導。
動かさないことでも関節の拘縮が起こるため、痛みが起きない範囲での動作は積極的に行う。
⑥ 院からのコメント
原因不明に肩が痛くなった場合は、肩関節周囲炎(四十肩・五十肩)の可能性が高いです。40代、50代に多いことから、四十肩・五十肩と言われることがありますが、他の年代でも起こる可能性はあります。気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。
執筆者
アットイーズ整骨院グループ 総院長
柔道整復師 長谷川 瑛司


















