人身事故
人身事故とは「ケガ人が出た交通事故」のこと
人身事故とは、交通事故によって「人がケガをした、または死亡した事故」のことを指します。
単なる物損事故（車や物だけが壊れた事故）とは異なり、負傷者が発生した場合には人身事故として警察に届け出る必要があります。
事故の状況やケガの程度によっては、加害者に対する刑事処分や行政処分が重くなるため、法的にも重要な意味を持つ事故区分です。
交通事故後の痛みは“あとから”やってくることも
交通事故直後は、「痛くないから大丈夫」と思ってしまうことがあります。
しかし、実際には事故直後はアドレナリンの影響で痛みを感じにくくなっているだけで、数時間〜数日経ってから痛みが出てくるケースが多くあります。
- 首が回らない
- 腰が痛む
- 頭痛やめまいがする
などの症状が遅れて出てくることもあるため、少しでも違和感があれば早めに医療機関を受診しましょう。
「人身事故扱い」にするには警察への届け出が必要
交通事故後、自賠責保険を使用して施術を受けるためには、事故が「人身事故」として正式に扱われることが必要です。
事故後すぐに警察へ連絡し、現場検証を受け、後日「診断書」を提出することで人身事故としての処理がされます。
物損事故のまま放置してしまうと、
- 保険の補償対象外になる
- 治療費の請求が困難になる
などの不利益を受ける可能性があります。
人身事故後の通院は自賠責保険が使える場合が多い
人身事故においては、「自賠責保険」が適用されるケースがほとんどです。
この保険を利用すれば、整骨院の窓口負担が“0円”になることもあり、金銭的な心配なく通院することが可能です。
物損事故は自賠責保険の対応にはなりませんが、最初は物損事故として処理してしまったとしても、「相手がいる事故」であれば人身事故に切り替えられるケースもあります。その際には警察に診断書を提出するなどの手続きが必要になりますので、一度ご相談いただければと思います。
保険会社とのやり取りや手続きについても、当院がサポートいたします。
まとめ｜人身事故後は早めの受診がカギ
人身事故は、外から見えない体のダメージが隠れているケースが多いため、「あとで痛くなる前」にしっかりと受診することが大切です。
アットイーズグループは、仙台市・多賀城市に3店舗展開しております。万が一交通事故に遭ってしまったら、お近くの店舗にぜひご相談ください。皆さまの回復を全力でサポートいたします。
