整骨院の上手な通い方
自賠責保険施術における整骨院の上手な通い方の結論から言ってしまうと、整形外科と整骨院を併用していくのが自賠責保険を最大限に活用する良い方法です。
整形外科と併院する際には「保険会社の了承」「医師から併院を否定されない」ことが必要になるので、まずは1度ご相談いただければと思います。
「ここではなぜ整骨院と整形外科を併院するのが良いのか?」について書いていきたいと思います。
自賠責保険を使えば窓口負担は原則0円

相手がいる事故で被害者の場合、自賠責保険を利用して整骨院に通院できます。
この場合、施術費は原則として保険会社から支払われるため、患者様の窓口負担は0円となるケースがほとんどです。
「治療費がかかるのでは…」と心配して通院をためらう必要はありません。安心して通院できる環境が整っています。
事故直後は「通院開始のタイミング」が重要
自賠責保険を利用するには、事故から早い段階で整骨院や医療機関を受診することが大切です。
なぜなら、
- 事故から時間が経つと「事故との因果関係」が認められにくくなる
- 保険会社に「治療の必要性が低い」と判断される可能性がある
といったリスクがあるからです。
「まだ大丈夫かな」と思っても、事故後はなるべく早く受診しましょう。
通院の「頻度」も保険適用に関わる

自賠責保険を利用する場合、通院の頻度も大切です。
長期間通院が途絶えてしまうと、保険会社から「本当に必要な治療なのか?」と疑われ、補償が打ち切られてしまうケースがあります。
一般的な目安としては、
- 怪我直後(急性期):週3〜4回
- 症状が落ち着いてきた時期:週1〜2回
といったペースが推奨されます。
施術者と相談しながら、無理なく継続できる通院計画を立てることが大切です。通院頻度は慰謝料にも直結してくる部分なので、きちんと補償を受けるためにも頭に入れておいて損はありません。
通いやすい整骨院を選ぶこともポイント
整骨院に通う上で大切なのは「通いやすさ」です。
- 自宅や職場から近い
- 駐車場がある
- 夜遅くまで受付している
といった条件が揃っていると、無理なく通い続けることができます。
整骨院は整形外科よりも待ち時間が短く、診療時間が長いことも多いので、通院の頻度を考えるのも楽になりやすいと思います。
「自己流の判断」で中断しない

「今日は忙しいから」「もう少し良くなったから」といった理由で通院を中断してしまうと、治りかけの体に負担がかかり、再び痛みが強くなることもあります。
特に交通事故のケガは、少しでも通院を空けてしまうと、保険会社から「治療の必要性が低い」と判断されてしまい、補償に影響する可能性があります。
病院と整骨院は「併用」することが可能
最初に述べたように自賠責保険を使った通院では、整形外科と整骨院を併用することが可能です。
- 整形外科 → 画像検査や診断書の発行
- 整骨院 → 手技による施術やリハビリサポート
このように役割を分けることで、より効果的に回復を目指せます。
当院では自賠責保険のサポートも万全

アットイーズグループでは、交通事故患者様が安心して通院できるよう、自賠責保険に関するサポートを行っています。
- 保険会社とのやり取りや書類対応のアドバイス
- 整形外科との併用通院に関するアドバイス
- 自賠責保険を利用した窓口負担0円での施術
初めての交通事故でわからないことは、当院がしっかりサポートいたします。
まとめ|整骨院にも通うことで得られるメリットは大きい

整骨院に通うメリットをまとめましょう。
- 整形外科との併院で来院頻度を確保しやすい
- 保険会社とのやり取りのアドバイスが聞ける
- 国家資格である柔道整復師の指圧を受けられる
- 病院よりも待ち時間が少なく済むケースが多い
- 病院よりも長く診療しているため、通いやすい
「月に1回は整形外科、他の日は整骨院」というようにして整形外科の治療だけでなく、整骨院での施術を受けることで、体の回復面・受け取る補償面で見てもメリットは大きいと思います。
交通事故のケガは、見た目には軽そうでも後から症状が出てくることが多くあります。
自賠責保険を利用すれば、整骨院の施術も費用を気にせずに受けられます。
「事故後の体調が不安」「保険の仕組みがよくわからない」という方も、まずはお気軽にご相談ください。




















