
【症例報告】産後腰痛、肩こり
① 来院された方の情報
・年齢:30代
・性別:女性
・職業:デスクワーク
・主訴:腰痛
・発症時期:お子さん2人目の産後から
・来院のきっかけ:Google
② 来院時の状態(問診・検査)
・痛みの出る動き:中腰姿勢を取った後の起き上がり時
・姿勢・バランス:骨盤の歪みが強い
・可動域(ROM):前屈、後屈の可動域制限
・触診での所見:腰部、肩部の筋緊張が強い
・その他の気になる点:1人目の出産の際には特にケアをしなかった
③ 当院での施術内容
・指圧による筋緊張の緩和
→上半身を中心にして全体的に筋肉の緊張を整え、循環を改善
・全身の骨格矯正を行い、歪みを取り除く
→産後は特にホルモンの影響や出産のダメージが大きく、抱っこや授乳などで歪みが大きくなりやすいため、その歪みを整える
・授乳や抱っこの際に体が丸まりすぎないように指導
→普段の姿勢次第で体にかかる負荷は変化するため、意識できるところから変えていただく
④ 施術後の変化
・痛みの変化:腰の前後屈の痛みの軽減
・動きの変化:腰の前後屈の動きの改善
・姿勢/バランスの変化:猫背が改善し、体が起こせるようになった
・患者様のコメント:「今なら抱っこも楽にできそうです」
⑤ 今後の施術計画
・産後は体へのダメージが大きいため、体調を確認しながら施術を行い、骨盤(土台)の安定性を高めていく
・週に2回施術を行い、状態によって週1回の施術に切り替え
・抱っこの際に腰を反らしてお子さんの体重を支えるのではなく、腹筋を意識して腰が反らないように指導
⑥ 院からのまとめコメント
産後は育児によって体力的にも精神的にも疲労を感じがちです。しかし、自分のことは後回しにして、「痛みや辛さがあるのは当たり前」と思いながら育児を頑張っている方が多いように感じます。個人差はありますが、出産前後はリラキシンというホルモンの関係で骨盤周辺の靭帯が緩みやすく、何もしないと悪い状態で固まりやすくなってしまいます。いわゆる「歪み」と言われる状態です。歪みは関節をロックして、可動域の減少を引き起こします。骨盤は骨格の土台となるものです。出産で受けたダメージによって骨盤は特に歪みやすく、腰痛を始めとした様々な症状を引き起こしやすくなります。
また、産後は筋肉へのダメージも大きく、自分の体を支えるのが困難になります。筋力が低下した状態です。しかし、その中での抱っこや授乳など、今までとは違う負荷が体にかかってきます。筋力が低下しているのに、体にかかる負荷は強くなっている。そういった点も相まって、産後は不調が出やすい状況だと言えます。
一般的に産後1ヶ月から施術は可能です。早めに施術を開始できると、歪み・筋力共に改善が早い傾向にあります。当院はお子様連れのご来院もOKです。産後の体の不調でお困りの場合は、ぜひお気軽にご相談ください。
執筆者
アットイーズ整骨院グループ 総院長
柔道整復師 長谷川 瑛司


















