
【症例報告】むちうち、腰部・足関節挫傷
① 来院された方の情報
・年齢:30代
・性別:男性
・職業:立ち仕事
・主訴:腰痛
・事故状況:出会い頭の衝突
・同乗者:数名
・来院のきっかけ:紹介
② 来院時の状態(問診・検査)
・痛みの出る動き:特に座位姿勢での腰の痛み
・可動域(ROM):痛みによる可動域制限(+)
・触診での所見:肩〜腰にかけての筋緊張(+)
・ジャクソンテスト:(-)
・スパーリングテスト:(-)
・SLRテスト:(-)
・ケンプテスト:(-)
③ 当院での施術内容
・手技療法による筋緊張の緩和
→筋バランスを整えることで体の自然治癒力を高める。頚部、肩部、背部の筋肉の緊張を取り除くのと同時に、全体的に筋肉を調整していく
・電気療法、温熱療法
→電気による除痛、温熱による血液循環の改善
④今後の施術計画
・仕事で体を多く動かすことで全身に負荷がかかりやすいため、1日おきを目安に早めに施術を繰り返していき、その後は症状次第で頻度を調整する
⑤施術後の経過
・痛みの変化:徐々に痛みの改善
・動きの変化:徐々に可動域の改善
・患者様のコメント:「少しずつ良くなってきています」
⑥ 院からのまとめコメント
今回は出会い頭の衝突による交通事故のケースです。出会い頭の事故では、車両同士が斜め方向から衝突することも多く、体には前後方向だけでなく左右・回旋方向の力も同時に加わります。そのため、むちうち症状だけでなく、腰痛や足関節の挫傷など複数部位に症状が現れることがあります。
今回も肩から腰にかけて広い範囲で筋緊張がみられ、特に座位姿勢で腰痛が強く出ていたことから、事故の衝撃によって体幹部へのダメージが大きかったのではないかと考えられます。
また、今回は同乗者の方がいらっしゃる事故で、同乗されていた方たちも交通事故によるお身体の不調がみられ、自賠責保険を利用して当院へ通院されています。
交通事故では運転者だけでなく同乗者も同様に衝撃を受けるため、首・肩・腰などに痛みや違和感が出ることがあります。特に出会い頭の衝突では、体勢が整っていない状態で急な力が加わることも多く、事故直後は症状が軽くても数日後に痛みが強くなるケースも少なくありません。
「運転者でないと、自賠責保険は使えない」わけではありません。同乗者の方も条件を満たせば自賠責保険を利用して治療を受けられる場合があります。交通事故後の症状や保険対応についてご不安なことがございましたら、当グループまでお気軽にご相談ください。
執筆者
アットイーズ整骨院グループ 総院長
柔道整復師 長谷川 瑛司




















